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海外デジタル・テクノロジー活用店舗事例2017 in ミラノ(後編) リアルタイムで顧客感情を取得しているスーパー

前編の記事ではディスプレイ(デジタルサイネージ)やタッチパネル液晶端末を用いたサービスを展開している店舗を紹介しました。

後編では、それらとは違う、一見するとアナログでありながら、裏ではしっかりデジタルマーケティングを実現する、”ある仕組み”を取り入れている店舗の事例を紹介します。

4. Eataly Milano Smeraldo

日本でも日本橋三越に出店しているイタリアレストラン&スーパーマーケットのイータリー。

このお店の出口に設置されている不思議な4つのボタン。

これはHappyOrNotというサービスで、来店客の店舗での体験における感情を計測し、よりよいお店作りに活かすためのものらしいです。
お店の出口に今の気分を問うような質問と一緒に配置しておいて、来店客に4つのボタンから答えてもらいます。

肝はどのボタンがどれだけ押されたかが計測できるようになっている点。

この店舗では、
「Ti È PIACIUTA L’ESPERIENZA ALL’INTERNO DI EATALY SMERALDO?(=直訳:あなたはEATALY EMERALD の体験を気に入ってますか?)」という質問が提示されています。

来店者はボタンを左から順に、以下のように解釈して、押していく感覚です。

  • はい、とっても!
  • まあまあかな!
  • イマイチ…
  • もう来たくない…

人の感情を計測するというのは面白いデジタルマーケティングの仕掛けです。
出来そうで出来ていなかったものが、極めてシンプルな形となって実現可能となりました。

<店舗情報>
Eataly Milano Smeraldo
https://goo.gl/maps/4CwuUxXAvc32

 

 

このHappyOrNotなんですが、ミラノの他の場所でも事例がありました。

■ドゥオーモ大聖堂

観光名所であるこの荘厳なゴシック様式の大聖堂の入場券販売所にHappyOrNotが設置されていました。

「SEI SODDISFATTO DELLE INFORMAZIONI RICEVUTE?(=直訳:あなたはここで得られた情報に満足していますか?)」

正直この質問だと、どう解釈したらいいのかわかりにくく、利用者の評価基準に乖離が生まれ、いいデータ計測にならないんじゃないかという気が…。

実際、券売機が故障しまくって長い時間待たされたので、そこのイライラ感で私は赤いボタンを押してしまいました。
質問の仕方間違えると、正確さが欠け、分析もしにくくなります。あまり抽象的な質問をしないことが正確な計測をする上でのポイントとなりそうです。

■ミラノのマルペンサ空港

「Valuta il nostro servizio Rate our service(直訳:我々のサービスをレートで評価してください)」

どこからどこまでの体験における何のサービスに対しての評価なのか、ちょっとわかりにくい感じがしてしまいましたが。
やはり質問の仕方は気を付けないとですね。

というわけで、ミラノで存在感を発揮するHappyOrNotの事例紹介でしたが、日本でもIKEAで設置されているようです(港北店で確認済み)

デジタルを活用したマーケティング活動というと、アプリ、デジタルサイネージ、VRなど想起されるかもしれません。
HappyOrNotはボタンという誰もが当たり前のように使う装置を見た目を変えることなく、改良を加えて面白い仕掛けとなっています。
最新テクノロジーが叫ばれやすい昨今のサービス開発において興味深い示唆を得られるものだったのでした。

日本への普及を期待したいと思います。

前編はこちら
【動画あり】海外デジタル・テクノロジー活用店舗事例2017 in ミラノ(前編) これが未来のスーパーの形!?ミラノのCOOPほか

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この記事を書いた人

泉 隆之

この記事を書いた人

朝ドラの脚本家の夢を追いかけ続ける彼はIMJでも才能を存分に発揮し、敏腕ディレクターとして数々のドラマを創出してきた。大手メーカー、エンタメ事業会社、商業施設等でサイト構築&運用・店舗送客施策に携わる。新卒で入社した会社ではデザイナーながらお米の販売営業をするという不思議な体験も。真面目なことからユニークなことまでなんでも挑戦する心構えが備わっている。