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必見!2017年の全米小売り7大トレンド予測を読み解く!

全米小売り業界の来年のトレンドは?

2016年もあと残りわずかですね。

小売業界にとっては繁忙期の年始まで残りわずか、という時期ですが、今回ご紹介するのは全米小売業協会(National Retail Federation)が2016年12月1日に出した2017年の小売りトレンド予測の記事です。

全米一の規模を誇るRetail Big Showを主宰するNRFのトレンド予測なので、ぜひ日本の小売業界の方もチェックしてみてはいかがでしょうか?(英文記事全文はこちらから

まず7大トレンド予測はこちら!

1. 機械学習が小売業界に革命を起こす
2. シームレスなショッピング体験(境界線もチャネルもない)
3. ボットと会話型コマースに賭けろ!
4. 非伝統的な(意外性のある)コラボレーション
5. TVショッピングに参加するときだ
6. ソーシャルコマースが注意を惹き投資が入る
7. ワンクリック課金が主流になるときがきた

おおむね原文のニュアンスをそのまま訳していますので、日本語的ではないのですが、伝わるでしょうか。気になるテーマはなんでしょう?

気になるポイントはここ!

ここからは、個人的な意見になりますが、7大トレンドの中で
「機械学習」
「シームレスなショッピング体験」
「会話型コマース」
「ソーシャルコマース」
といった話について「revolutionize」や「Bet」などかなり強い表現を使っている点は注目です。(もちろん記事のインパクトを強めるための多少の派手な表現という事は差し引いても)

欧米はテクノロジー導入などに積極的な傾向がありますし、既にテスト導入などを経てかなり手ごたえが感じられている証なのだろうと推察します。

確信がないとなかなかこうは言えないかな、と。

一方でその他の3つのトレンド「TVショッピング」「コラボレーション」「ワンクリック課金」などは逆に「あれ?」という印象すら受けました。

テクノロジー的な斬新さというよりも「いまさら?」という話に一瞬思えたからです。

ただし、その他の4つと合わせた7つのトレンドとして俯瞰してみると、やはりオンライン、オフライン関係なくいかにユーザの行動文脈に沿った形で最高のショッピング体験をストレスなくユーザにしてもらうのか。という話に集約されていく上、内容を見ると過去の蒸し返しではなく進化版と感じさせられます。

(例えばわかりやすい話ではTVショッピングの話の中で、旧来のケーブルTVのショッピング番組という話ではなく、Amazon Fire TVを活用したビデオファーストな購買体験の提供に言及する等)


いかがでしたか?海の向こうの話でしょうか?

欧米のトレンドは常に日本の数年先を行く、、というのが通例として語られていますが、インターネットやテクノロジーの進化により徐々にそのスピードは縮まっているものと感じています。

AmazonやGoogle、Facebookなどのグローバル企業の台頭も大いに寄与しているものと思いますが、今では顧客の方がものすごいスピードでデジタルトランスフォーメーションしている世の中で小売り企業側が後追いになることは事業存続の危機に陥る可能性すらあります。

ここで紹介したトレンドを「海の向こうの話」と捉えるのではなく、来年の自分達の話という風にとらえられることがまずは重要な一歩なのかもしれませんね。

市川 英子
IMJの未来は自分たちが作るという使命感で、ハイレベルな課題にも果敢に切り込むプロデューサー。大卒後、携帯コンテンツ事業会社に入社し、2年目で新規サービスのチーフディレクターを任される。強靭なリーダーシップで、様々な無理難題をクリアし、その力量はIMJでも存分に発揮される。何事も謙虚に取り組み、最後まで諦めない粘り強さが最大の強み。将来は旦那さんと優雅な老後生活を過ごすのが夢。