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業界初?!レコメンド型デジタルスタンプラリーって一体何?

こんにちは。デジタルスタンプを有効に活用いただけるよう日々奮闘しております、中條です。

先月12日に福岡で行われたクリエイティブとテクノロジーの祭典である「明星和楽」(明星和楽って何だろう?という方はこちら)というイベントで、スマートフォンにスタンプをポンっと押せるデジタルスタンプを使ったスタンプラリー企画を提供してまいりました。

今回のコンテンツの提供にあたり、「天神エリアに点々と設けられている各イベント会場をくまなく回遊してもらうにはどうしたら良いだろう。来てほしい層の人それぞれにマッチしたイベント会場の存在を知ってもらうにはどうしたら良いだろう」と考えました。その結果、実装したのは「レコメンド機能」。題して「レコメンド型スタンプラリー」です!(恐らく業界初の試みです)

「レコメンド」というと、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という表示が出る、Amazonサイト内のおすすめ商品を提案してくれる仕組みがよく知られていますが、スタンプラリーでレコメンドって一体どんな企画になるのでしょうか。

これから詳しくご紹介していきます!

さっそくレコメンド型スタンプラリーの全貌をご紹介!

11月12日の約半日、しかもほとんどは当日に道行く人に声をかけて集客したにも関わらず、お子さんからご年配の方まで、たくさんの幅広い年代の方にご参加いただくことができました。

本デジタルスタンプラリーの大まかな企画内容としては、明星和楽会場の5箇所のうち3箇所を回って、 PlayStation®︎ VRや札幌への航空券が当たる抽選会に参加できるというものでした。

以下の画像が、当日天神一帯に配布された企画説明チラシに掲載したスタンプラリー拠点の地図です。地図を見ていただければお分かりいただけると思いますが、旧大名小学校(会場⑤)が他の会場に比べて遠いのです。徒歩2~3分の距離の岩田屋(会場①)とソラリア(会場②)の距離に比べ、旧大名小学校とソラリアは約500メートルは離れており、時間にして約6~7分かかります。5会場の内3会場を回れば良いスタンプラリーですから、効率良く回ろうと思ったら他のスタンプラリー拠点から離れた会場はなかなか行ってもらえないでしょう……。

しかし、旧大名小学校の会場は、ドローンや赤外線銃で遊ぶことができたり、お子さん向けのプログラミング体験できたりと、ぜひともお子さんに体験してもらいたいコンテンツばかり!そこで、スタンプラリーでレコメンドしちゃいました!

〈レコメンドの仕組み〉
1.簡易アンケート
スタンプラリー用のQRコードを読み込むと、性別、生まれた年代を聞くアンケートフォームが出てきます。アンケートに答えたらスタンプラリーに参加できます。これがレコメンドする際のデータベースの一要素となります。

こういった当日の道行く人にも参加してもらうオープンなイベントですと、主催者側は大まかな参加者の人数は把握できても、個々の属性まで把握することは難しいとお考えになったこともあるのではないでしょうか。イベント参加者の属性を把握することができると、次回以降の企画の参考にすることができ、有用なデータになりますよね。しかしアンケートフォームを設けるとすると、これを設けることで参加者が減ってしまったら本末転倒……。と考え、アンケートを取ることに踏み出せない場合もあるのではないでしょうか。
今回私たちは、性別と年代だけをラジオボタン、プルダウンで選択するだけでスタンプラリーに参加できる非常にシンプルなUIにすることで、そのリスクを最小限にとどめるようにしました。

データ取得・活用という観点からいいますと、このアンケートを取ることで、参加者個人の属性とスタンプラリーの参加状況が一意になった情報をスムーズに取得することができるようになります。

2.2個目のスタンプ押印が終わるとレコメンドミッション発動!
抽選会に参加できる権利を得る3つ目のスタンプは、2個目のスタンプを押すと出現!1、2個目のスタンプ押印履歴や、1で取得した顧客属性に応じて、行くべき場所が指定されるミッションが課されます。

このギミックを組み込むことで、スタンプ2個目までに行った場所や、顧客属性に応じてイベント主催者側が「ぜひ行ってほしい」拠点をレコメンドすることができます。
参加者は3つ目のスタンプラリー拠点のミッションが表示されると「ああー、●●かー」「やった!今のところから近い!」などとリアクションがあって、楽しんでもらっていました。この挙動がデジタルならでは!

3.ミッションスタンプが表示されると同時におすすめイベントもレコメンド
スタンプラリーだけではなく、明星和楽のコンテンツそのものも楽しんでほしいので、参加者の属性に合っていると思われるイベントもレコメンドしました。天神を通りかかって今日明星和楽を知ったという人にも、優しい設計を目指しました。

一連の流れを動画にしています。

今回の企画では、スマートフォンでスタンプラリーができる、という点にとどまらず、その場で条件分岐ができるテクノロジーを組み合わせて、ユーザーに「次の展開が予想できない」状態を楽しんでえる企画となりました。小さなお子さんからご年配の方まで、スタンプをご自身で押すことができ、楽しんでもらうことができました。動作が簡単は正義!


画像はPlayStation®︎ VRの当選者が出た瞬間です。わああああ!当たったー!あまりの盛り上がりに通りすがりの人も振り返って様子を見ていました。

明星和楽その他のイベントもちょっとご紹介

明星和楽当日は、街の至る所で、歌やダンスのパフォーマンスがあったり、Tech系のトークセッションがやっていたり、VRやドローンを使って遊ぶことができたり、子どもたちがプログラミングにチャレンジできたり、IoTなおもちゃが展示されていたりしました。

天神に遊びに来ていたりお買い物に来ている人も足を止めてパフォーマンスを見たり、企画に参加していました。


ダンスパフォーマンスにはたくさんの人が!

トークセッションも大盛り上がり

IMJのコンテンツである360°ホラー体験

ちんどん屋さんも宣伝をしてくれました
Pepperはやっぱりお子さんに大人気

次回は、このデジタルスタンプラリーでどんなデータがとれたか、今後どのようにそのデータを活用できるかを考察したブログを更新予定です。
乞うご期待!

中條 千恵子
デジタルスタンプで世の中を良くする野望を持つプランナー。前職では医療系サイトの運用改善コンサルティングに従事し、顧客に寄り添ったサポート・提案で高い信頼を得る。「やってみよう!」をモットーに、何に対しても突進していく鉄のハートを持つ。大勢の前で突然プレゼンを振られても、ハイテンションで聞き手を盛り上げる。趣味はヨガ。最近はfeelcycleで足腰を鍛えることに目覚める。
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