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【海外の最新事例に学ぶ #1】試着予約で自由気ままに店舗で試着!

ネットで洋服を探していて、「あ、いいな!だけど、サイズに合うのかしら・・・」とすぐに購入ボタンをぽちっと押せない時ってありますよね?そんなモヤモヤを解決してくれる試着の予約サービスをノードストロームがテスト的に開始しました。

ノードストロームは、アプリから試着予約できる「Reserve & Try In Store(予約&店舗での試着)」サービスをワシントン州シアトルのフラッグシップ店舗にて、テスト段階として導入を開始しました。

顧客の購入前に試着したい、素材に触れたいという気持ちをReserve & Try In Storeによって実現し、ショッピング体験をより簡単に提供できると同社は考えており、これを実現することによって、オンラインショッピングと店舗をより一層融合し、顧客にとって便利なサービスとなればという想いが込められています。

顧客が予約すると、近くの店舗が在庫状況を確認し、早くて2時間以内、遅くとも閉店までに、在庫状況をテキストメッセージで顧客に送信します。顧客はこのテキストメッセージを受け取ることで次の日の閉店までに試着に行けばよい、という仕組み。合計10着まで試着予約可能なサービスです。

ノードストローム

ノードストロームが発表した第3四半期の業績は予想を上回ったと発表。順売上高は前年同期比では7.2%増加しており、この背景には、毎年恒例の1週間のアニバーサリーセールが第3四半期に移行したことの影響があるものの、その影響を除いても前年同期と比較して0.4%増加しています。
この成果を共同社長であるブレイク・ノードストロームは「在庫を整理し営業効率を上げた成果である」と述べています。

実際、私も体験したわけではないですが、このサービスを利用した場合、「どうせ、試着に行くなら、一気にこれもあれも!」と買う予定じゃなかったその他のアイテムまでついつい試着リストにいれてしまって、よければそのまま購入なんてことも出てくると思います。

Reserve & Try In Store(予約&店舗での試着)のような取り組みも在庫を効率的に活用する1施策だと考えると、今後全店舗展開になった場合、このサービスの効果がプラスに発揮され、顧客の満足度を高めると同時に店舗にとっても在庫の活用に一躍かってくる可能性が出てくるかもしれないですね。


(画像出典:Nordstrom, Inc)

この記事を書いた人

2人の子育てをしながら、一体いつ企画してるんだというテキパキさで新たな提案をしまくるプロデューサー。これまで主にエンタメ業界の複数のクライアントでプロデュース、ディレクションと幅広く関わり、数々のプロジェクトを成功に導く。その男勝りの性格からは想像がつかないが、実はピアノが得意。世の中に新たな体験を届けるために、今日もフルスピードで仕事をこなす。モットーは「今を楽しむ!」